施工例

改修下地の処理2

プライマーの塗布

プライマーの塗布は、ローラー刷毛等で均一に標準塗布量を塗布します。プライマーはアスファルト系のプライマーとエマルション系の水性プライマーの2種類があります。居住者およぴ近隣に対しての環境等を配慮すると水性プライマーが望ましいのですが、下地に旧防水層のプライマーや皮膜が残っていたり、浸透性の悪く弾きやすい下地には、水性プライマーは相応しくありません。

  • プライマーの塗布量は、0.2kg/㎡オープンタイムは通常4~5時間です
  • 水性プライマーの塗布量は、0.1~0.2kg/㎡、オープンタイムは通常30~60分です
  • ALCパネル下地の場合、下地へ浸透しやすいので塗布量は0.5kg/㎡です

プライマーの塗布

プライマーの塗布

下地活性材の塗布

下地活性材の塗布は、ゴムベラ・刷毛等で均一に標準塗布します。塗布量は通常露出砂付ルーフィングの場合、1.2~1.5kg/㎡です。ただし、既存防水層の種類や状況により塗布量が変わります。オープンタイムは通常6時間です。

樹脂モルタル

特殊部位の処置

出隅、入隅、ドレン回りなどの役物回りは、メルテープT2520A(又はT2520S)で増し張り処理をします。下地とメルテープの間に炎が入るようにして張付け、端部と段差は平滑に仕上げます。

特殊部位の処置

特殊部位の処置